私は霊感がありません。
最近、
夜中の天王山トンネル(スポットらしいです)
に行くことがしばしばあるのですが、
やっぱり見えません。
『てふてふ荘へようこそ』
(乾ルカ 角川文庫)
ある格安アパートで繰り広げられる、
ヒトと霊の人情劇です。
ドラマにもなりました。
観てないですが。
一部屋一人、霊がいます。
そこに入居する、してる、してた
ヒトたちの生き方の変化。
それがメインテーマと言えるでしょう。
それは同時に
部屋に自縛してる霊たちにも
変化をもたらします。
ヒトとしてまっとうに生きる
ってのがどんなに大切で、
どんなに困難なことなのか。
それを再確認させてくれました。
その話の中で、
カエルは動くものしか認識できない。
生きていくための進化の過程でそうなった。
だから、
カエルは動かない石を見ることができない。
目の前に存在してたとしても。
霊が見えないのもそういうことなんだろう。
という場面が描かれています。
存在してるけど認識できないコトやモノ。
きっと、
私の周囲にもたくさん存在してるのだろうな、
と思います。
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